公演情報
■ティーファクトリー
川村毅新作・演出
中村蓉振付
不思議の国のマーヤ
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【公演日程】
2025/2/15(土)〜24(月休)
【会場】
吉祥寺シアター
ティーファクトリーHP
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■ティーファクトリー
『4』
川村毅2012作・初演出
平成24年度文化庁芸術選奨文部科学大臣賞、第16回鶴屋南北戯曲賞受賞作品
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【NHKプレミアムステージ】
2021/11/7(日)23:20〜翌1:31
NHKプレミアムステージ
【作・演出】川村 毅
【出演】
今井朋彦
加藤虎ノ介
川口 覚
池岡亮介
小林 隆
CD/DVD/BOOK情報
1500円+税
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1200円+税
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クリシェ書籍表紙.jpg
1,200円(税別)
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2,200円(税込)
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¥2,200(税別)
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◆「川村毅戯曲集2014-2016」
論創社
(2016/5)
¥2,200 (税別)

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4◆『神なき国の騎士』
論創社
(2014/3)
単行本:¥1,575 (税込)

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4◆『4』
論創社
(2012/10)
単行本:¥1,575 (税込)

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aa300_book.jpg◆『リハーサル』小学館文庫 6/7刊行 (2011/06/07)
文庫:¥690(税込)

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『春独丸』『俊寛さん』『愛の鼓動』◆「『春独丸』『俊寛さん』『愛の鼓動』」論創社 (2010/10)
単行本:¥1,575 (税込)

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新宿八犬伝[完本] ◆『新宿八犬伝[完本]』未来社 (2010/09/22)
単行本:¥6,090 (税込)

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歩きながら考えた ◆『歩きながら考えた。』五柳書院 (2007/07)
単行本:¥2,625 (税込)

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AOI KOMACHI ◆AOI KOMACHI (2003/11)
単行本:¥ 1,575 (税込)

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ハムレットクローン◆ハムレットクローン(2000/01)
単行本:¥ 2,100 (税込)


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フリークス―残酷のファッショ
ン・ショー1幕◆フリークス―残酷のファッション・ショー1幕(1987/02)
単行本:¥ 1,470 (税込)

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ジェノサイド,ニッポン・ウォーズ
―川村毅第一戯曲集◆ジェノサイド,ニッポン・ウォーズ―川 村毅第一戯曲集(1984/11)
単行本:¥ 1,890 (税込)

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新宿八犬伝―川村毅第二戯曲
集◆新宿八犬伝―川村毅第二戯曲集 (1985/11)
単行本:¥ 2,625 (税込)

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ラスト・フランケンシュタイン―
川村毅第三戯曲集◆ラスト・フランケンシュタイン―川村毅第三戯曲集(1986/12)
単行本:¥ 2,100 (税込)
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ジョン・ギラーミン監督、1965年に製作された『かもめの城』を観た。
佳作とか傑作とか一言で片付けたくない、奥深い魅力に満ちた映画だ。
なんといっても主演の15歳、パトリシア・ゴッジの過剰なほどの感受性を感じさせる演技がぐいぐいこのアンモラルな世界に引き摺り込む。
パトリシア・ゴッジ。言わずと知れた『シベールの日曜日』のシベール。
『シベールの日曜日』はまさしくロリータの無自覚な悪魔性を扱っていたが、『かもめの城』は精神病理と未成年性交を正面から描いていて、優れて反道徳で、それを自然のことの如く描いているのが素晴らしい。
涙なくしては観られない映画だ。
映画の即時性、今や全く失われた戦略というのは間違いだった。
まさしく若松監督の盟友足立正生氏が気を吐いている。
観たわけではない。
中津留章仁氏、脚本、監督のこの映画の情報を目にして感じ入ったのは、題材が、今話題の石丸伸二氏を扱っているという即時性だ。
こうした即時性は元来演劇が大得意とするもので、今や映画においては、若松孝二とそのプロダクションなき後、全く失われたものとなっている。
この即時性、若松プロ戦略が復活!
と少し興奮した。
しかし、知事選から2日経ち、たった2日で石丸氏の周辺には新たな情報が立ち上っている。
週刊文春も動き出しているというではないか。
8月30日公開というのも、もはや遅いかも知れない。
ここは新情報を踏まえて、映画公開に併せて続編を演劇上演してしまってはどうか、中津留さん、奥山さん。
でも、つまらねーよ。
原爆の父の話を3時間も誰が見るもんかと思いつつ、でも見ると面白いんだろなとで、長々と見るのを延ばしてきた。 
面白いです。
前日見たNHKBSのオッペンハイマーについてのドキュメンタリーが人間関係を理解するのにかなり役立った。
クリストファー・ノーラン、やるなあ。
歴史を時系列で描かないことの効用、時系列がいかに真実を装うのに便利かといった理屈を考えたい。
1990年代はじめ、30代の時、ニューヨークに着いて早々、時差ボケで向かったグッゲンハイムでのナン・ゴールディン回顧展には大きく揺さぶられた。
昨今の動向にまるで無知だった身にとって、このドキュメンタリーは実に興味深かった。
ビッチセレブの特権を最大限に活用して、このような現実の闘争を展開していたとは、この映画で描かれた情報が全てとは限らないが、尊敬する。
彼女の過去については付き合っていた男に殴られたこと程度しか知らなかったが、その両親の怪奇さ、自身の売春についての告白など、いっときも目が離せなかった。
不良、パンク、万歳!
これ面白いですよ。シナリオの教科書のようで、二時間半、新たな真相、伏線を見逃してはならじと、いっときも飽きない。
フレンチ・サスペンス。ハリウッド製とは一味も二味も違う。
トイレも我慢できた。
この,あっという間の終わり方に人の生が重なる。90年生きようと人生は瞬間に終わる。
すべてがほぼ未完のまま。1968年もパレスチナも。そして映画も。
未完で終えることの栄光と虚無。
さらばゴダールと同時に、やあ相変わらずだねゴダール!
ウイとノンの協奏曲。
実は観たのはすでに去年である。
ラストにニーナ・シモンのフィーリンググッドが流されるので驚いた。
この曲は『路上』シリーズ、もうシリーズ1から6までラストに必ず流す,いわば『路上』のテーマ曲だからだ。
さてはヴェンダース,雑遊に来ていたな。
登場人物が美味そうにアルコールを摂取するシーンが撮られた映画はたいてい傑作となる。
『瞳をとじて』では主人公と相棒マックスが実に美味げにウイスキーを呑む。
『PERFECT DAYS 』しかり。
主人公が浅草駅でチューハイ(だっけ?)を呑むシーンがまたサイコーにいい。
この映画、役所さんばかり持ち上げられているが、三浦友和がいい!
石川さゆりがいい!石川さんの使い方など日本の監督ならば出来なかったと思う。
かーっ、ヴェンダースこれだけでも一本取ったよ。『都会のアリス』、『さすらい』、『まわり道』のヴェンダースですね。やはり、予算潤沢で大作ってタイプではないと自分でやっとわかったんじゃないですか。
ひとつ難を言えば、若者の描き方が紋切り型で古臭い。いかにもジーさんがヤングを除きましたって感じ。