昨年、ソウルで上演された「4」が同メンバーで、グルードアップされ、ソウル演劇祭に参加上演される。
5月4日から13日、大学路のアートワン・シアター3館ということである。見に行くつもりです。とても楽しみだ。
2018-04-19 20:23
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いい俳優は舞台の時間を決して停滞させない。これは技術だ。
技術がないと、解釈によって台詞を減速させ停滞させ、結果的に感情ばかりが突出してしまう。解釈は正しいはずなのに、表出するとそうなってしまう。目立つのは本人の感情ばかりで、台詞は本人の思惑とは裏腹にないがしろにされる。
そういったエンジェルスを何度か見させられた。なんだかさして面白くもない戯曲だと思えてしまうところ、吉祥寺オデヲンのこれは全くオーケーだ。
言いたくはないが技術の問題だ。
それにしても800円のパンフの中身の薄さはどうしたものだろう。
もっと色々な記事を考えられただろうに。いかにもやっつけだ。日本の舞台芸術の文化的民度の低さが丸出しだ。
2018-04-13 12:46
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去年ロンドンに行った時、話題になっていて、この間のニューヨークでもトピックだったクシュナーのこの芝居を吉祥寺オデヲンで映像で見たが、実に面白い。演出のキレがいい。そして俳優陣がいい。ロイ・コーンとハーパーをやるのはけっこう難しい。なぜか日本の上演では若くて痩せた俳優がロイ・コーンをやるケースが多いが、じつに貧相だ。
この劇のユーモア、ウイットもなかなかに日本人には難しいとあらためて思った。
ただでさえ滅多に劇場で笑わない日本の観客席だ。エンジェルスに笑えというのは土台無理な話だろう。
2018-04-13 01:21
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DISTANT OBSERVER は決してわかりやすい舞台ではない。上演してどういう反応がくるのか、予想がつかなかった。予想以上に好評を博した。ニューヨーク、マンハッタンのパフォーミング・アーツはしっかり生きている。
こんな事は言いたくはないが、どうしても東京と比べてしまう。自分達がわからないと決めると即座に扉を閉ざしてしまう文化全般の状況である。
そして未だに欧米輸入戯曲を無批判に有り難がる。まあこれは日本の劇作家が頑張らなければという事だが、それにしても日本人の咀嚼力は、無用な物は排除という間違ったプラグマティズムによって、ますます弱っていく。大丈夫か、ニッポン・カルチャー!
マンガ、アニメだけではないぞよ、と、やろうぜ、ニッポン・パフォーミング・アーツ!
2018-04-04 12:30
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千秋楽の写真が送られてきた。
終わった。実にワンダフルな日々だった。
2018-04-02 14:09
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2018-04-01 23:10
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